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私は本物のヘタレ野郎でした

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「リードはウチがするからアンタは付いてくるだけでいい」これだけを見ると、彼氏はヘタレだなと思われるかもしれませんが、この彼は私のことなのです。

 

高校2年の17歳の時に、初めての彼女ができました。彼女は同じクラスで、生徒会長になる程の優秀な子でした。

 

当時の自分はというと授業=睡眠、試験は赤点ばかりの学年で下から2位と進級すら危ぶまれるダメ人間だったのです。

 

あまりにも自分の素行が酷すぎて、見かねた彼女がある時から勉強を見てくれるようになり、段々と仲良くなっていきました。そんな彼女に惚れていき、ダメ元で告白したのですがなんとOK!その時言われたことが冒頭の一言です。

 

何故こんな立派な子が、自分のようなヘタレな人間の彼女なのか疑問でした。ある時その理由を聞いてみると、クラスであんたが一番ヘタレてて、ほっとけなかったから」なかなか辛辣な一言でしたが、その時の自分はむしろ役得かなと感じていました。

 

付き合って1年以上が経過した頃、私は高卒で働きに出ようかと思っていたのですが、大学だけはとにかく出ておけという彼女の一言もあり、適当にどこか受けるつもりでした。ちょうど学内で評定平均値をみない大学の公募推薦があったので、ノリで受けることにしたのです。

 

そこは公立大学で、少なくとも学力的には私が到底いける所ではありません。彼女は勉強のできない私でも知っている程の、有名国公立を狙っており必死でした。結論からいうと私は合格し、彼女は第一志望校は不合格だったのです。

 

結果を聞いた時、真っ先に「私のような出来の悪い人間に勉強を教えていたから、彼女の学力まで下げてしまったのだ」と思い後悔しました。更に、彼女の「自分の実力不足だったから」と気丈に振る舞っている姿に泣けました。

 

彼女は第二志望の有名私立にはしっかり合格していましたが、それ以降何となく気まずい雰囲気になってしまい、メールも交わさなくなり、結局大学入学直前に正式に別れました。「私は今まで偉そうにあなたに指示してたのに、私が一番行きたかった大学受験に失敗して情けないから」が理由でした。

 

そこでカッコよく「次は自分がリードするから」と言えなかった私は、本物のヘタレです。自分には身の丈に合わない彼女、そして大学に入学しましたが例えそれまで上手くいっていても、身の丈が合わないとどこかで破綻する可能性があるのだと実感しました。